精神的な病気を持つパートナーとの暮らし「悩み」と「解決法」【結婚1~2年目】

精神的な病気を持つ パートナーとの暮らし 結婚1年~2年目 夫婦

こんにちは、ことらです。

旦那さんとの結婚生活も丸6年となりました。

パーソナリティー障害という精神の病気を抱えている人との結婚生活は、私の想像を超える大変さがありました。

今でも大変な部分はあるのですが、新婚当初は本当に大変で、私もだいぶ精神的にまいっていたな・・・と思うことがたくさんあります。

ブログに書くことで、自分の経験を振り返るのと同時に、同じようにパートナーの病気にどう向き合っていけばよいのか?と悩んでいる方の参考になればと思います。

【結婚1年~2年目で旦那さんに対して心掛けたこと】
  1. 気持ちが下がった時は見守る
  2. 他人に対して攻撃的になった時は全身で止める
  3. お金に苦労したので、できるだけ要求を満たしてあげる
  4. 心療内科以外の治療法を見つける
  5. 病気の知識をつける

結婚1年~2年目

結婚1~2年目というと、新婚でワクワク・楽しい!という時期だと思います。

でも、私たち夫婦の出発はかなり大変なものでした。

結婚当初の私たちの状況ですが、

  • 旦那さん:バツイチ子持ち(離婚時の約束でお子様とは会うことができない)、無職、回避性パーソナリティー障害(不安障害や気分変調症もあり)
  • 私:初婚、派遣社員

まず、旦那さんの病気を私があまり理解していなかった。

今思うと大変申し訳ないのですが、旦那さんの病気はすぐに治るものだと思っていたのです。

私と結婚する時点で、旦那さんは心療内科に10年通っています。それなのに、私と結婚したところですぐに治るワケないんです。

でも、私と結婚したことで旦那さんも落ち着くだろう、ハッピーに感じて良くなるだろうということを考えていた。

本当に甘い!そして無知というのは怖い・・・。

パーソナリティー障害とうつ病の違いもわかっていないくらいでした。

思っていた結婚生活とは程遠い現実

まず、当時の旦那さんの精神的な状況はあまり良くありませんでした。

  1. 仕事を続けられない
  2. 他人の目が気になるので外に出られない
  3. 自分が笑われたと思って他人に攻撃的になる
  4. 過去の出来事にとらわれている
  5. お金の使い方がひどい(経済感覚がおかしい)

この状況は、新婚でしかも初婚の私にはかなりヘビーな状態でした。

楽しいこともあったけど、正直この当時は大変だった記憶しかないです。

仕事と他人の目

無職だった旦那さんですが、結婚したので自分がしっかりしないと!という気持ちが大きかったです。

でも、他人の目が気になって、なかなか職場に慣れることができないのです。早いところでは2日目で辞めたり、場合によっては初日をドタキャンして結局辞めたり。

些細なことが自分に対して向けられていると思ったり、自分を悪く見られていると思ったりするので、どうしてもそれに耐えられなくなるのです。

また、他人の嫌な部分やダメな部分をどうしてもピックアップしてしまうようで、それがよりネガティブな思考を増大させるようです。

仕事が続かない、すぐに辞めてしまう自分を責めてしまい、そして昼間から成人の男が家にいることが他人にどうみられるのかを気にして家から出られなくなる。

1と2、この繰り返しです。

この状況の時はもう、気持ちが落ち着くまで家にいてもらう。ずっと寝ていてもいい。外に出なくてもいいよ、と言っていました。

他人に攻撃的・過去にとらわれる

そうなると気持ちも不安定になるので、外に出れば他人が気になる。

他人の笑い顔が自分に向けられている、つまり自分がバカにされていると思って、通行人に突っかかっていったり、車を運転していても、他の車に乗っている人の笑い顔が自分に向けられてバカにされてると思ったり。

今思うと、怖いですよ。変な人に絡んでいたら、刺されてたかもしれない状況。

しかも、車だと追いかけていってしまうこともあったので、完全にあおり運転。今じゃ、完全に警察案件だと思います。

また、過去に仕事が続かない旦那さんを責めに責めまくった友人の仕打ちが忘れられないので、事あるごとに思い出しては、その人たちのところに行って復讐すると言ったり。

とくに、お酒が入ってくると過去を思い出して暴れだす現象がよく出てきました。

3と4の状態の時は、こちらもヒヤヒヤです。

車に乗っている時は「死ぬかもしれない・・・」と何度思ったことか。

正直、今では車で高速に乗ると手汗と鼓動が止まらなくなります。これって、PTSDみたいなものかしら(=_=)

とにかく他人様に被害がいかぬよう、この状態に旦那さんがなったら私は全身で止めにいきます。

それが家だろうが、道端だろうが、運転中だろうが(運転中はちょっと危ないけど)、全身で旦那さんを抱きしめます。

大暴れするけれど、大声で叱ったり、諭したりするうちに、落ち着いてくるからです。

経済感覚がおかしい

そして、5の経済感覚です。

旦那さんは早くにお父さんを亡くしています。だから、家庭環境としてはあまり良い状態ではなかったようです。

以前結婚していた時も、自分は仕事が続けられないのでお金には苦労していたようです。

私は結婚前は比較的貯金をしていました。

旦那さんと結婚する時に、多少の援助を親がしてくれました。

だからなのか、「お金がある」と思ってしまったようです。ことあるごとに外食に行きたがるし、中古車でいいから車が欲しいと言い出したり。

私の派遣社員の稼ぎだけでは、毎月の生活費もまかなえていない状態だったのに・・・。

自分の欲しいものがある場合は、その分だけでも自分で稼ぐ。私はそういう考えの持ち主なので、貯金を下ろすというのは余程の状態のこと。

でも、物を買えることが気持ちを安定させる、と言われると、渋々貯金を下ろしてしまっていたんです。

これはもう、経済感覚の破綻です(。-`ω-)

自分の貯金が減っていくことの不安と、金銭感覚の不一致。

とにかく、夫婦ゲンカの原因の多くはお金のことです。それは今でも変わりません。

たどり着いた治療法 その1

旦那さんのパーソナリティー障害のことや、パーソナリティー障害が良くなるような方法をいろいろと調べました。

旦那さんの症状については、旦那さん自身もしっかりとわかっていない部分があったので、2人でネットの文献を読みながら一緒に勉強しました。

そして、治療法として見つけたのが催眠療法でした。

催眠療法は心も体もリラックスして、潜在意識が顕在意識よりも勝っている催眠状態で行う心理療法です。

※潜在意識:過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成された、自覚されていない意識

※顕在意識:自分で考え、行動することが出来る意識

旦那さんは心療内科に通っていますが、それだけでは旦那さんの状態が良くなるように思えなかったのです。

なので、心療内科と共に何かできることがないのか?と調べて行きついたものでした。

当初は旦那さんが懐疑的だったこともあり、効果がなかなか表れなかったのですが、先生がとても良い方で毎回旦那さんの話をよく聞いてくれたおかげで、旦那さんも先生を信頼するようになりました。

それからは少しづつですが、治療後は数日~1週間くらいは落ち着いた状態を保てるようになりました。

ただし、催眠療法は保険適用外なので、診療代は安くはなかったです。

でも、旦那さんの診療代としてならば、貯金を下ろすことは苦ではなかったですね。

これで治ってくれるなら!本当にその思いが強かったです。祈るような思いでした。

なぜ、旦那さんと一緒にいるのか

この当時のことを振り返ってみると、だいぶ自分自身も追い詰められていましたね。

正直、結婚から2年くらいはお金も気持ちも余裕がないので、友達とはほとんど会っていませんでした。

とにかく旦那さんを良くしなければならない。

半ば使命感みたいなものでした。

そして、この時期の旦那さんを見ると「最悪な旦那じゃないか!」と思う方もいるでしょう。

でもね、他人に攻撃的な時でも、私が全身で止めに入った時でも、旦那さんは絶対に私に手をあげることはなかったです。それは今も。

手をあげてしまったら最後、だと私は思っています。

旦那さんもそれはわかっているので、自分が取り乱した状態でも絶対に私には手はあげません。

当たり前のことだけど、症状が悪い状態の時は思考の状態も良くないんです。その最悪の状態でも私を忘れていないことは、私にとっては救いです。

そして、絶対に良くなる!私のために絶対に治す!という意思をずっと持ち続けて頑張ってくれている。

この2つが、私が旦那さんを信頼して寄り添っている理由です。

むしろ、この2つがなかったら一緒にずっといるのは難しかったかもしれません。

あと、お金の問題は重要です。

旦那さんが仕事ができない、もしくは続かないというのが当たり前。だから、自分は絶対に仕事をすること。

正直、派遣社員では生活費もギリギリですが、何も仕事をしていないよりは自分の精神は保たれます。

正社員の方は辞めずに続けていて欲しいし、派遣やパートでも仕事ができるならばやった方がいい。

家庭のためでもあり、自分のためでもあります。

前途多難でも、二人三脚でエッチラ・オッチラと歩んでいる私たち夫婦です。

3~4年目の結婚生活については、こちら▼

精神的な病気を持つパートナーとの暮らし「悩み」と「解決法」【結婚3~4年目】

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パーソナリティー障害の旦那さんと39歳で結婚した主婦の私がどうしてブログを始めたのか?

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