こんにちは、ことらです。
結婚1~2年目⇒精神的な病気を持つパートナーとの暮らし「悩み」と「解決法」【結婚1~2年目】
3~4年目⇒精神的な病気を持つパートナーとの暮らし「悩み」と「解決法」【結婚3~4年目】
とブログを書きましたが、今回は5~6年目の出来事を書きます。
結婚5年を迎えるとだいぶ自分自身も肝が据わってきたというか、悩んで・泣いてを繰り返していた生活にも前向きに捉えられるような部分が多くなってきました。
それはもう、『おふくろ』のような感じですかね。母ではなく、おふくろです(-ω-)/
- 自分の気持ちをきちんと伝える(嫌なところも良いところも)
- ポジティブ思考になる方法を一緒にやる
結婚5~6年目
すぐには変われないのが人間というもの。
お金の使い方に関しては、ぜっんぜん良くならない(。-`ω-)
もう、こればっかりは悩みの種です。どうしたら良いのかと頭を悩ましていました。
そうしたら、大ゲンカに発展する事件が発生しました。
お金の使い方で大ゲンカ勃発!
旦那さんの地元の友人(幼馴染)が亡くなった、という連絡があり、旦那さんはお通夜や四十九日の法要に出席しました。
旦那さんが仕事を辞めて資格を取ったのですが、まだ次の会社で働く前なので、この月は私の給料だけ。カツカツの家計状況でした。
でも、冠婚葬祭ごとは突然やってきます。旦那さんも家計がカツカツなのは十分承知していたので、貯金を削って頑張って香典や四十九日の分を出しました。
それでことは済んだものだと思ったのです。が、しかし!!
四十九日の集まりで、二次会?のお金を旦那さんが全て払ったということが判明。
それはもう、「見栄」です。
当時、その仲間内ではリーダーだった旦那さんは、今もリーダーとして振舞ったのです。
見栄でおごったことだけでも非常に腹立つのに、私が普段の給料とは別に、ネットビジネスでやっと得た収入を勝手に銀行から下したことが判明したのです。
私の努力の結晶を、自分の見栄のために使われたこと。しかも勝手に。
もう、怒りを通り越して呆れました。
正直、「もうこの人ダメだ」と思いました。
もう、一緒に暮らしていけない。もう、無理かも。というか、もう嫌い。
最初、逆ギレ気味だった旦那さんも、いつもの私の怒りと違うことを察して、これはヤバイと思ったようです。神妙に謝ってきました。
もしかしたら、いつもならば「いいよ、次は気をつけて」と言っていたかもしれない。
でも、今回は本当に許せなかったので、
- 我が家の危機を本当に理解してるのか。
- 男のプライドや見栄で大切な家庭を壊すつもりか。
- 正直、一緒に暮らせないかも。というか、嫌い。
と、ハッキリ言いました。
旦那さんの病気のことを考えると、突き放すような言葉や否定するような言葉は、病気の具合を悪くするかもしれない。でも、自分の思いにこれ以上フタをすることは夫婦として成り立たない。
しかし、旦那さんは逃げずに、私の思いをきちんと深く深く受け止めてくれました。
この大ゲンカ以来、旦那さんのお金の使い方が改まりました。きちんと自分の気持ちを伝えたことが旦那さんの心に効いたようです。
家計の状況を把握して、今使える分はどれだけなのかを私と共に確認する。無駄な使い方はしない。お金は使い切らないで余らすようにする。そして、できるだけカードは使わない。
旦那さんは子供の時にお金の使い方をきちんと学ばないままきたので、大人になった今、お金の使い方を学んでいます。
私たち夫婦にとっては痛い出費とケンカになりましたが、旦那さんにはお金の使い方の大きな勉強になったと思います。
明るい兆しの変化を感じる
お金の使い方に関しては最悪ですが、その他の面で旦那さんの変化が目に見えるようになってきました。
- 他人の目を気にすることが少なくなってきた
- 過去の出来事を思い返すことがほぼ無くなった
- 仕事が少しづつ長く続けられるようになってきた
- 考え方が前向きになってきた
これってすごい変化です!
10年以上生きづらさを感じていた旦那さん。
他人が気になって引きこもることもあった旦那さん。
5年以上かかったけれど、やっと生きる楽しさを感じてくれました。
まず、以前ほど他人の目が気にならなくなってきました。
いまだに出掛ける時や調子の悪い時は気になるようですが、今は家にいる期間でも堂々と過ごしています。
そして、車の運転に関しては180度変わりました。
今までは結構スピードを出していたのですが、最近は抑えめに。私がPTSDのような症状を出しているからかもしれません。
また、今までは後ろから車が迫ってくるとあおられていると感じ、ムキになって相手の車を追いかけていたのですが、今ではスピード出して迫ってくる車はよけて先に行かせています。
私が死ぬような思いを感じた無茶な運転はしなくなったのです。
仕事に関しても、変化は見られました。
今まで一番長くて働き続けられたのは半年という旦那さんですが、1年働くことができました。
途中、いつものネガティブ思考が働いて出勤できない期間もありましたが、職場の方と話し合いながら1年続けることができました。
このことは本人にとって、大きな自信になっているようです。
ちなみに、旦那さんは就職する際には病気のことはクローズにしています。
しかし、調子の悪い時がやはり出てくるので、結果的には会社に事情を説明します。なので、最終的にはオープンな状況で仕事をしています。
オープンにしてもそのまま雇用してくれる会社に勤めることができて、会社側の対応に感謝です。
これらすべての変化には、旦那さんの思考の変化が大きな要因になっていると思います。
ポジティブな思考にする方法
ネガティブな思考の人でもポジティブに変えることはできます。
つまり、マインドを変えること。思考を変えることです。
私は以前ブログで紹介しましたが、言霊=『ポジティブな言葉で脳もポジティブ思考に変えていく』ことを夫婦で実践しています。
毎朝旦那さんと一緒に
- 今日も最高で楽しい一日だったね
- 幸せ、幸せ、幸せ
- 僕は僕が大好き
- 続ける、続ける、続ける
とポジティブな言葉を言っています。
旦那さんはこれ以外にも、
- 過去の自分に戻らない
- 面倒くさがりに勝つ
- 自分は自分、他人は他人
- 今、自分ができることをやる
- 経済力を身につける
などなど、15個くらいのポジティブな言葉を加えて言っています。
自分に足りない思考や行動を言葉に発して繰り返すことで、脳は段々と上書きされていきます。
これは脳科学や認知科学、心理学で使われる「プライミング効果」という言葉が行動に影響を与える効果のことです。
自分が望むものに対してポジティブな言葉で発することで、その願いが現実となるという成功論の一つです。
科学的にも根拠のあることなので、ネガティブ思考の方にはぜひやって欲しいです。
我が家では約1年、毎日・毎朝続けていますが、旦那さんの変化を見れば効果絶大です!
しかも先日、「何気ないことでも幸せに感じる」と言ったのです。旦那さんの幸せのハードルが下がってきたのです。
幸せのハードルが下がれば、どんなことにも幸福感を感じやすくなる。これは人間としてとても大事なことです。
このポジティブな言霊は、お金もかからないし、夫婦で一緒にやるとお互いにポジティブになれます。正直やらない理由が見つからないです。
旦那さんが嫌がるようなら無理強いはせず、まずはあたなだけでも始めてみましょう!
毎日言葉を発するうちに、あなたの思考もポジティブになってきます。
あなたがポジティブ思考を手に入れたら、もう一度旦那さんを言霊に誘ってみてください。
あなたの変化を感じて、旦那さんも一緒にやってくれるようになりますよ(^-^)
1~2年目の結婚生活については、こちら▼
精神的な病気を持つパートナーとの暮らし「悩み」と「解決法」【結婚1~2年目】
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